西郷隆盛役・鈴木亮平が語る『西郷どん』の魅力「グッとくるセリフが多い」 |BEST TiMES(ベストタイムズ)

BEST TiMES(ベストタイムズ) | KKベストセラーズ

西郷隆盛役・鈴木亮平が語る『西郷どん』の魅力「グッとくるセリフが多い」

大河ドラマ「西郷どん」特別インタビュー

 西郷の人格形成に影響を与えたのが “出会い”。島津斉彬や大久保利通、赤山靭負など、志高き名士が続々と登場するのも見どころ。

ーー島津斉彬役の渡辺謙さんとの競演を楽しみにしています。

「人間の器が大きい方です。顔合わせの挨拶では『お前は前だけ向いて突き進んでいけ、俺たちがサポートする』と激励してくださり、その後着席すると『お前とはしばらく喋らないからな』と。殿としての緊張感を保ちながら愛情を持って見守ってくださっています。感動しました」

ーー1月の放送回の見どころは?

「赤山靭負(沢村一樹)先生の死です。子供の頃からお世話になっていた人が目の前で不条理な死を迎え、若き吉之助さんが世の中は間違っていると痛感する。僕としては一番見てほしいシーンです。また、鹿児島弁はとても難しいのですが、(鹿児島出身の)沢村さんと酒を飲むシーンがあり、僕の鹿児島弁を受けて『完璧だな』と言って頂けたのが嬉しかったです」

ーー中園ミホさんの脚本の魅力は?

「グッとくるセリフが多いことですね。しかも自分が言うよりも、自分が言われたセリフの方が印象に残っています。なかでも斉彬さん、赤山先生の言葉は、吉之助さんだけでなく、視聴者の心にも残るような強烈なセリフがたくさんあると思います。今、僕は吉之助さんが言われたセリフを書き留めています。クランクアップを迎えたら、ノートを読み返して、吉之助さんの成長を振り返ることが楽しみなんです」

KEYWORDS:

オススメ記事